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2026.05.19

6月献立表

アイアムでは「まず一口」を大切にしています。

もちろん簡単なことではありません。

見慣れないもの。
食べたことがないもの。
苦手な記憶があるもの。

そうした食べ物に対して、強い拒否感を持つ児童もいます。

発達障害のある方の偏食については、
感覚の特性など、さまざまな理由が言われています。

その中でも私は「経験不足」も大きな理由のひとつ
ではないかと感じています。

知らない味。
食べたことがない食材。
どういうものか分からない不安。

そうした不安が
「食べられない」
につながっていることも少なくありません。

だからこそ私たちは、
なぜ食べるのか。
どうして一口だけ挑戦してみるのか。
食べられるようになると、どんな未来につながるのか。

一人ひとりに合わせながら
繰り返し分かりやすく伝えていきます。

「大丈夫。食べられるよ」
「食べてみたら、おいしいかもしれない」
「とりあえず一口だけ挑戦してみよう」

ただ「嫌ならやめておこう」で終わるだけでは、
伝わらないこともあります。

実際に食べられたときには、
「頑張ったね」
「すごいじゃん」
「君ならできると思ってたよ」

そんな自然な気持ちを、そのまま伝えます。

私は人とのコミュニケーションは
言葉だけではないと思っています。

表情。
声のトーン。
向き合う姿勢。

そうした“言葉にならない部分”も児童にはしっかり伝わっています。

だからこそ私たちは、取り繕った言葉ではなく、
自然な言葉で真剣に向き合うことを大切にしています。

「本当は無理だと思っている」
「どうせ食べないだろうと思っている」

そういう気持ちは言葉にしなくても伝わってしまいます。

逆に、
「きっと食べられる」
「挑戦してみよう」

そうした想いもちゃんと伝わるのだと思います。

実際にこれまで「○○しか食べられない」と言われていた児童も、
こどもたち自身の努力の積み重ねによって、
少しずつ食べられるものが増えていきました。

食べられるものが増えることは世界が広がることでもあります。

外食。
学校。
友達との時間。
将来の生活。

「とりあえずやってみる」
「無理ならやめてみる」

そうした挑戦する気持ちは、
食事だけではなく、
これからの人生にもつながっていくのだと思います。


202606献立表.pdf

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