なんでもやってみることの大切さ
こんにちは。アイアム狩場事業所です。 頬に吹き付ける風が、突き刺すように寒い季節になりました。 温かい飲み物が、恋しくなる季節です。 さて、私 事務員Kですが以前の職場でも、障がい者施設において現場に出たりすることもありました。 あまり現場に出ることは多くなかったのですが、「とりあえず何でもやってみようよ」という気持ちでいつも支援させていただいていました。 先日上げさせて頂いた、おさるさんの人形を縫う投稿も、実はそういった考えでやってもらった投稿です。 危ないから・・・ うまくできないから・・・ 前にやったときは上手にいかなかったから・・・ もしかして、私たちが利用者さんの代わりに何かをして差し上げるときは、こういった気持ちが知らないうちはたらいているかもしれません。 私たちだって、生まれてきて全知全能なわけではありませんでしたよね。 今でさえ、得意なこと不得意なこと、できることできないことありますよね。 利用者さんだってそれは同じことです。 私たちが今こうして、いろんなことが出来るのは、いろんなことに挑戦したり、経験することの積み重ねで身に着けてきたスキルなのだと思います。 なので、大きなことでなくても、身近な生活の些細なことでも、なんでもやってみてほしいと、私はそういう気持ちで支援に臨んでいます。 先日、利用者さんの連絡帳ノートがいっぱいになり新しいものを用意することとなりました。 機械(テプラ)で名前のシールを印字して、ノートに貼りお渡しをいつもしています。何気なく機械を出していた私は、せっかくなら本人にやってみてもらおうと思いました。 一緒にやることでご本人の、いろんなことを知ることが出来ます。 動画の利用者さんは、言葉でのコミュケーションは難しいですが、文字などの理解はできていらっしゃいました。 テプラの文字入力をかな入力に変えて、紙に平仮名で書いた文字と同じ文字を押すことが出来ていました。 一所懸命、目で同じ文字を探して打ってくれています。 左側にある文字が少し、探すのに時間がかかっていたりすることもありました。もしかしたら、左の視界の意識が少し苦手なのかなと、ご本人の特性も考察しながらフォローさせていただいています。 他のお友達の分も、今度お願いしようかなと思います。 普段あまり接する機会の少ない利用者さんでしたので、何をすればいいのかすぐに理解ができるという発見でした。 一番驚いたのは、機械を持って行った際にプラグをコンセントにすぐつないでいたくれたことです。 日常においてもいろんな情報を理解されているのだろうなと思うと、本人としてやってほしいことや思っていること、うまく伝えられないもどかしさがあるのではないかと感じました。 うまく言葉として伝えることが出来なくても、文字として伝えられたら嬉しいです。 可能性の芽を摘み取ってしまわないように、多くの事を経験させてあげたいと思います。成功体験が自信になり、いろんなことに前向きにチャレンジできるよう、支援したいと思います。
放デイ アイアム狩場さんの投稿 2021年1月24日日曜日